アセンブラとコンパイラの違いとは【342日目】

アセンブラ。コンパイラ。何をするもの？

よく、プログラムを書いた後に、コンパイラを通すといいますが、
この言葉の意味は何なのでしょうか。

共通点:機械語にする

• アセンブラ：アセンブリ言語を機械語にする
• コンパイル：高級言語を機械語にする

なぜ、コンパイルとアセンブラ、わざわざ名前を分ける必要があるのか。
それはやっていることも違うからです。

アセンブリ言語と高級言語の違い

• アセンブリ言語:機械の動作を記述している。なので、機械語と一対一で変換できる。
• 高級言語:機械の動作そのものを書いているのではなく、人間がわかるような括りで書かれている。forや+演算子とか

だから、アセンブリ言語を手作業で機械語に変えるようなことをしてた人もいるらしく・・・
ハンドアセンブルというのだとか。

アセンブラ・コンパイラの違い

• アセンブラ:アセンブリ言語を機械語にする。一対一変換なので、誰がやっても同じ結果
• コンパイラ:メモリなど最適化を行って、機械語に変換する。同じコードでも、コンパイラによって、異なる機械語が生成されることがある。

forや、+演算子の処理などは、コンパイラによって機械語の訳し方が違うみたいですね。